
来年の大河ドラマの主人公、黒田官兵衛の本の装画を書かせて頂きました。
黒田官兵衛と言えば、豊臣秀吉の参謀として働き、本能寺の変が勃発した際に、秀吉に「これは天下を取る絶好の機会」との旨の進言をした事で秀吉にも警戒されたという若干黒い影のある人物。
しかし実際ドラマでこれを演じるのが岡田准一君。
編集さんからも「もし出せるなら岡田准一っぽさを…」と言われるも、どうも黒田官兵衛のイメージにはならず。
結局自分の中の黒田官兵衛のイメージと、
岡田准一 + オッサン臭 + 何を考えてるか解らないアヤシサ + 受け口(おおさわ的イメージ) = 草刈正雄
という計算式から導き出された草刈正雄エッセンスをちょっぴり加えて脳内でこねくり回して出来たのがこのイラストです。
毎回試行錯誤しながらやらせて頂く装丁画ですが、まだまだ描き過ぎだったり描かな過ぎだったり、やった後での反省は尽きませんが、これからも懲りずに描いて行きたいと思っております!
是非表紙の仕事ください!(笑)